2017年12月16日・17日に石川県加賀市のアビオシティ加賀で開催されたNT加賀に出展しました。(私が出展したのは16日のみ)
NT加賀って?
NT加賀は、物作りの愛好家たちが自分で作ったものを持ち寄って展示するイベントです。自作したものを販売している人や、ワークショップなどを開いている人もいます。加賀市では初開催でした。NTは加賀の他に京都や名古屋、金沢でも開催されています。ちなみに、「NT」は、イベントが開催されるきっかけになったニコニコ技術部(Nico-TECH)の略称と言われて来ましたが、これからはNanika Tukuttemita(何か作ってみた)の略称ということになるらしいです(噂)。
会場はショッピングセンター
NT加賀は加賀市の後援を得て、駅前のショッピングセンターでの開催になりました。そのため「NTを見に来た人」というよりは、買い物に来た一般のお客さんが来場者さんの中心でした。買い物に来た人的には「何かわからんけど何かやってる」と言った感じだったかもしれません。
展示場所は、中央の吹き抜け部分とその周辺の通路 および2階の吹き抜け付近の通路部分でした。複数箇所に分かれていましたが、吹き抜け部を中心に空間的にはみんな近いところにいました。
私の展示
私の展示物は、自作の電子楽器「あの楽器」でした。
ランドセル売り場の向かい側の通路で展示していました。ちょうど背中側のテナントが閉店したのか、壁になっていました。
光る楽器は、通りがかった子供たちに人気でした。子供の音楽教育とかにこういう楽器が良いのではという意見をくれた方もいましたが、どうなのかな?(その場では「そうですねー」と言ったものの。)
印象に残った展示
全体としては、吹き抜け部分のロボット展示とバルーンアートが人気だった印象です。私が1階の吹き抜け部付近にいたという理由もありますが・・・。
スティックを傾けると進むロボット(クリスマス仕様)。
ロボットバンドのみなさん。
大道芸人うーさんのバルーンアート工房。すきなバルーンアートを作ってくれるだけに、親子連れが列を成していました。
上記に加えて、プラネタリウムなど何となく場所を取る展示が吹き抜け部分に集まっていたような気もしますが、その分目立ってるし、目玉展示といった感じでした。
まとめ
今回のNT加賀は、加賀市の市長さんが積極的に後援してくれたことで実現したそうです。物作り教育に力を入れたいという事らしいのですが、確かにNTは、今時の電子機器では見えない「むき出しの機械や電子回路」など、「機械やコンピュータの仕組みの部分」を見ることができる展示もありますし、子供たちがそういうものに興味を持つ良いきっかけになるのではないでしょうか。何より、製作者が目の前にいて、仕組みを説明してくれるというのは、実はすごいことなのかもしれません。個人的に、自分の展示をもうちょっと中身(仕組み)が見えるようにしていきたいと思いました。
NT加賀が7月のNT金沢で予告されたこともあり、今回の出展者はNT金沢で見た顔が多かった印象で、主に近畿・東海・北陸から来ている「いつもの人達」が中心だったと思います。まだまだ加賀の人が出展する例は少なかったと思いますが、来年・再来年と回を重ねるごとに周知が進んで、地元の出展が増えると良いですね。そうなると、NT加賀の独自色が出てくると思います。