2018年3月25日(日)に西院春日幼稚園・春日神社境内で開催されたNT京都2018に出展しました。
NT京都って?
NT京都は、物作りの愛好家たちが自分で作ったものを持ち寄って展示するイベントです。NTは京都の他に金沢や名古屋、石川県加賀市でも開催されています。また、技術的な制作物だけでなく、手芸や折り紙作品なども展示されています。自作したものを販売している人や、ワークショップなどを開いている人もいます。NT京都はその他のイベントに比べて交流会の色が濃く、屋上で持ち寄りBBQをやっていたり、前日(準備日)に出展者だけの内覧会が開かれたり、前日の晩に会場に残って宴会したり(?)しています。
私の展示
私の展示物は「ポケミク・タッチ」と「ふでばこ型スピーカー」、「ハテナブロック型カンパ箱」、「あの楽器」でした。
新作*1はポケミク・タッチでしたが、音量がやや小さかったので外付けスピーカーとしてふでばこ型スピーカーをつないでいました。ちなみに、スピーカーの外装を3Dプリンタ製だと思った人もいたのですが、ごく普通の市販の筆箱です*2。ポケミク・タッチは(その名の通り)タッチパネルで操作できるのですが、MIDIキーボードをつないでいたこともあり(予想していた通り)見た人のほぼ全員がキーボードの方で演奏していました。
ポケミク・タッチは今後の改良方針をどうするか迷っているので、色々な人に触ってもらってフィードバックが得られて良かったです。タッチで演奏するのはサイズ的にむつかしかったりしますが、音色の変更とかがタッチパネルでできて便利なので、とりあえずタッチパネル方式の現状のまま今後も改良したいなと思っています。一方で、ボーカロイドキーボードが発売されたこともあり、ポケミクにこだわらずに別の音源モジュールをためしてみたい気もしています。
ひそかな新作は名刺でした。今回初めて業者*3に発注して作りました。それなりの印刷品質が期待できると言うことで、裏面に画像をいっぱい貼ってポートフォリオみたいにしようと思って、スマートフォンのStart画面風にしてみました。
印象に残った展示
自作親指シフトキーボード(US配列)
カラフルな見た目に目を引かれますが、よく見たらかなりの変態仕様です。親指シフトキーボードとか初めて目にしました。自作キーボードって結構作ってる人がいるみたいですね。私は標準的JIS配列なら特にこだわらない人なのですが、ちょっと気になります。作者さんが使用したハード・ソフトをまとめてくれているので、自作するなら参考になりそうです。特に、「FLINT キーボードを作ろうぜ!キット」は普通に買えるぽいので、これだけでも結構遊べそう。
山下シンセのEuroRack化プロジェクト
ツマミがたくさんついてて、光って、音が鳴る。それだけでロマンがあると思いませんか?とりあえず詳しいことはよくわからんけどかっこいい。
絶対領域バッグ
カバンです。写真がわかりにくいですが、スカートの内側(?)に上から物が入れられます。そしてスカートの下に足が生えて・・・。なんだか猟奇的*4
クソゲーム
コントローラーを振ると首が伸びる・・・? よくわからんけどクソ(誉め言葉)。ピントが合っていないのは私の撮影能力がクソ。
その他、撮影した写真をアップロードしていますので、気になる方はそちらもどうぞ。
まとめ・感想
今回はだいたい展示場所に張り付いていたこともあり、あまりちゃんと見れなかった展示もあったのはちょっと反省ですが、概ね満足に出展を終えることができました。制作物をもっと早く完成させて、イベント前にちゃんと告知しようという反省は毎回言っているけど、たぶん次回も改善されることはないでしょう・・・。
最後に出展者、来場者、関係者の皆さん、ありがとうございました。良い刺激をいろいろと得られたので、次回の展示に向けて頑張ろうと思います。また、カンパ箱にカンパしてくださった方、ありがとうございました。西院への往復交通費*5が100%カンパで賄われました。