しぐれめも

何か作る過程をメモとして残したり、あと雑記

“ゲーム”90年の歴史

 先週末ですが、城陽市歴史民俗資料館で開催されている特別展「CONTINUE ~“ゲーム”90年の歴史~」を見に行ってきました。

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 新聞でも紹介されていますね。と言うか私自身も記事を見てこの特別展を知ったのですが^^;

懐かしの「ゲーム&ウオッチ」など並ぶ 京都、変遷たどる企画展 : 京都新聞

 歴代のゲーム機がずらっと並んでて、個人的にセガサターンとかドリームキャストの実機は初めて見た気がします。ゲーム機の元祖(?)のテレビテニスとか、ゲーム機以前の玩具とかも色々展示されていて、一番古いのはたぶん「制空すごろく」という戦時下のもの。他にも古いゲーム雑誌や何故か(?)ベイブレードやカードゲームもありました。これだけ色々集まっているのは本当にすごいなと思います。

 で、先週末に行ったのは関連の講演会「おもちゃは変わるのか?アナログからデジタルへ」を聴くためでもありました。

ファミコン「ばくちだった」 元任天堂の開発者 : 京都新聞

 おもちゃの歴史を紐解きながら、戦前のブリキ玩具から始まり、テレビゲームがどのように生まれたのかといった話を聞くことができました。講演タイトルに「変わるのか『?』」と?ハテナがついているのは、「変わらない」と言いたいからとのことでしたが、おもちゃの語源は「持ち遊びたるもの」とかそんなので、触覚で楽しむというニュアンスが含まれていたそうで、ゲームはコントローラーで間接的にゲームの世界の中を触って遊ぶことができて、本質的には変わらないというような内容でした。

 講演の本編は玩具の歴史が中心でしたが、最後の質疑応答で来場者からの鋭い(?)質問がたくさんあり、ゲーム機開発の裏話やVR or AR?みたいな話も聞けて第二の本編といった感じでした。