しぐれめも

何か作る過程をメモとして残したり、あと雑記

MakerFaire台北2017出展レポート(準備編)

2017年11月3日~5日に台北市 華山1914創意文化園區 で開催された『Maker Faire台北2017』にニコニコ技術部Nico-TECH)ブースの一員として出展して来ました。

 

・・・。

 

気がつけば帰ってきてすでに1ヶ月。まだレポートも書いてなかった・・・。と、言うわけで、とりあえず自身の記録として、MF台北出展への準備で何をしたのかを時系列に振り返ってみます。


5月26日(金) Nico-TECH共同出展の申し込み始まる

Maker Faireって何?Nico-TECH共同出展って何?と言う説明はWikiの方を見て頂くとして、公式サイトMaker Faire台北の出展募集が始まったのをきっかけに、我らがMaker Faire台北共同出展代表高須氏が、ニコニコ技術部のWikiで共同出展者の募集を始めました。

台北の共同出展は3回目で、私自身は2年前にも行っているので2回目です。今回は、少し前から「今年は行くよー」と言う発言をしていたので、出展する方向で検討を開始しました。

今年はイベントが3日間になったのですが、偶然にも文化の日(台湾は平日)を含む3連休だったので(宿や航空券がやや取りにくい半面)参加しやすい日程でした。理想を言えば最低でも前後を移動日として4泊5日の日程が望ましかったのですが、個人的な事情で3泊4日が限界・・・。共同出展の利点を活かして、3日の内2日のみの出展とさせてもらうことにしました。


6月6日(火) 航空券を購入

この時点でピーチアビエーションはまだ予約が始まっていないようでしたが、EVAの方が便数も多いし、関空の第一ターミナルから出発する(ピーチが利用している第2ターミナルはJRの駅から遠いし、わかりにくい)ので、今回はEVAにしました。

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実際に乗った飛行機

 【往路】
EVA Air BR 131便 (12:55 関西国際空港発 ⇒ 15:05 桃園国際空港着)

所要時間は3時間10分です。1時間の時差があり、出発・到着の時刻は現地時刻なので注意が必要。

 

【復路】
EVA Air BR130便 (12:30 桃園国際空港発 ⇒ 15:55 関西国際空港着)

所要時間は2時間25分です。帰りの方が明らかに早いのは気流の影響だったはず。台風が来るときと同じようなルートなのです。

 

で、上記のお値段は「42,680円」でした。明らかに連休中の航空券は高額で、3日(祝)に出発しようとすると+1万円必要な感じでした。最終日の帰路も安くなく、あと一日後ろにずらすだけでもっと安くなるのですが・・・。


6月10日(土) 出展申し込み

ニコニコ技術部の共同出展に申し込みをしました。Wikiに申し込み用スプレッドシートへのリンクが張られているので、そこに出展内容や必要なスペースを記入するだけです。この時点で航空券も確保しているのでもう後には引けません。


7月28日(金) 高須氏「出展OK」

代表で出展申し込みをしてくれている高須氏から、Twitterで出展OKのリプライが届く。
Maker Faireの運営からメールが来て、出展が承認されたらしい。


8月25日(金) 宿を予約

航空券を取った時点ではまだ先の日程過ぎて予約できない宿もあったので、宿をどうするか問題を先送りしていたのですが、他の共同出展者さん達の会話が(Twitterで)見えて思い出し、宿を探しました。
予約した宿は、台北駅の目の前にある「品格子旅店北車館」で、3泊のお値段はNT$2,650(約1万円)でした。シャワー室・トイレが共同で、カプセルホテル一歩手前くらいの狭い安宿なのですが、今回の旅程的に、昼間はMaker Faire 夜は観光で、ほとんど寝るだけの場所ということで割り切って、安さと立地の良さを取りました。


10月23日(月) ニュー台湾ドルに両替

外貨両替でNT$を調達。余裕を持って予算は3万円。2年前に行ったときよりも円高でレートが良く、29843円がNT$7000になりました。


10月26日(木) 海外旅行保険を契約

契約したのは、「損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!】」というやつ。
これを選んだ理由は、他に良い保険を知らないからだったりする。この保険は出発当日でも申し込めるのですが、申し込んでから数日後に郵送されてくる保険の証明書と小冊子を持っていくのが安心なので、一週間前には契約しておきたいと思いつつ、今回もギリギリに。


10月29日(日) プリペイドSimカードの発行予約

中華電信という現地携帯電話事業者のWebページで、事前にプリペイドSimカードの発行予約をすることができるというのを知ったので、とりあえず予約。選んだプランは「4Gデイ型プリペイドカード [5デイタイプ](NT$50通話料無料)」で、NT$ 300(NT$50分の通話料無料付き)。Simフリーの携帯電話が必要な点と、現金での支払いのみという点には注意が必要ですが、国内キャリアのローミングやレンタルWifiルータより安いですね。

 

prepaidsim.twgate.net


10月29日(日) 旅行ガイド本を電子化

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買ってきた本は、家で計画を練っている間は本の形をしている方が全体をパラパラとめくることができて良いですが、旅行中は電子化してスマートフォンで見たほうが手軽だったりします。と、言うわけで出発直前にバラされる本。紙の方は持っていかないので荷物も軽量化できます。


10月29日(日) 作品の説明資料を作成

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Maker Faireは出展者が自分で作った作品を展示するイベントです。と、言うことで私の今回の展示物は「3Dプリンタ鍵盤楽器」です。鍵盤楽器の形をしているし、触ってもらえば音が出るだけのものなので、実際それほど説明することはないのですが、言葉の壁がある場合には説明資料があった方が便利です。と、言うわけで、翻訳サイトを駆使して簡単な資料を作りました。


10月29日(日) 荷造り開始

持ち物リストは、過去に自分が作ったものが今回も役に立ちました。

海外出展最大の課題は、飛行機での輸送です。雑に扱われることを想定して、展示物は厳重に緩衝材でくるんで&箱に収めて守ります。


そしていよいよ迎える旅立ちの日。出発編につづく。