買ったったで。ガジェットオタク（自称）としては無視できなかった。買わずに後悔するより買って後悔しろという先人の教えもありますし。
☝箱と箱の中身：付属のUSBケーブルは両端共にType-C
知らない人が大半かと思いますが、このスマートフォンはJリーグを戦うサッカーチーム「京都サンガF.C.」のJ1昇格を記念してメインスポンサーの京セラ様が限定受注生産で発売したレアガジェットです。
☝カラーはメタリックなパープル。Webサイトではよくわからなかったので安っぽいプラスチックだったら嫌やなと思ったりもしたけど、これは結構カッコイイと思う。特にカメラユニット部は金属削り出し的な感じで良い。反面、エンブレムはゴールドかと思ったけどゴールド的な光沢があるわけではなく、見方によってはクリーム色っぽい？エンブレムの上にある指紋センサは想像以上に使い勝手が良い。
☝初めての起動直後のホーム画面
こういう記念モデルとか限定モデルとかいうのは、既存端末の色違いだったりすると思うんですけど、京セラのサイトその他で調べてもスペックや形状が全く同じベースモデルは存在しないみたいなんですよね。昇格決定が11月28日で、DIGNO SANGA edition発売の発表が12月20日という早さなので、間違いなく流用元の端末が存在する。（というかこんな超小ロットスマートフォン1から設計なんかするわけない）ということで調べたところ、昨年11月に法人向けのDIGNO BX2というのがSBから出ていて、基本的なスペックとか液晶パネルの形なんかも一緒ですし、これがベースなのかなーと推測。同じく11月にアメリカで出ているDuraSport 5G UWという端末もよく似ている。背面はこっちの方が近い。そしてさらに、docomoから出たあんしんスマホというのもよく似ている。
☝家電量販店で確認。このあんしんスマホっていうやつ、2月24日発売なんですよね。で、DIGNO SANGA editionは2月24日発送、2月25日到着だったので、ファーストロットのメイン基板なんかは、同じ工場の同じラインを流れていたんじゃないのかなって、想像しちゃいますね。状況証拠的に。京セラさんがスマートフォンの世界で生き残っているのは、こうやって基幹部品を流用して幅広く製品を出せる体制を整えているからなんでしょうね。だからSANGA editionなどと言う恐ろしくニッチな端末も出せてしまうんですね。おそらく利益は度外視で、数が出ない分販売単価も高い（エントリーモデル的なスペックで60,500円税込）ので、売り手も買い手もコストかかってますが、それでもこういうの出せちゃうのはすごいと思います。
☝並べてみた。あんしんスマホの方が長いのは、下部に物理的なボタンがついているから。
☝わかりにくいけど、液晶パネルの形状なんかは完全に一致。という事は...
☝あんしんスマホ用の液晶保護フィルム使えるんじゃね？と、いう訳で。失敗したら嫌なので一番安かったフィルムを購入。
☝あんしんスマホは下にボタン部があり、フィルムもそれにあわせた形状のためちょっとはみ出している。ので、ハサミでいい感じにカットします。逆に言うと、切れる素材のフィルムなら普通に使えそう。
☝そこそこきれいに貼れました。
ところでこのDIGNO SANGA editionにはカメラが2個ついていますが、2つのカメラで同時に撮影した画像を処理して奥行き感のある画像を生成... などはしておらず、カメラアプリで「T」「W」と書かれている部分をタッチすることで、画角の異なる2つのカメラを切り替えて使い分けられるということの様です。Tって何？Top（上側のカメラ）ということ？
☝「T」で撮影
☝同じ場所から「W」で撮影
☝「T」西院春日神社
☝「W」
☝「T」豊国神社
☝「W」
☝夜景モードがあることに後から気づいたけど、これは普通のモード
カメラの性能は... 必要十分って感じですね。「W」は端の方歪んでいるような気がする。味がある写真が撮れるかも？カメラの設定に「ワイドカメラ歪み補正」という項目があったので補正できるらしい。以下、適当に試し撮りした写真を雑に並べてこの記事を〆たいと思います。('ω')ノほななー
