しぐれめも

何か作る過程をメモとして残したり、あと雑記

Windows8.1とUbuntuのデュアルブート

 Windows8.1がプリインストールされているPC上にUbuntu 14.04 LTSのデュアルブート環境を構築しようとしたら上手くいかなくて四苦八苦したのでここにわかったことをまとめておきます。

 

 上手くいかない最大の要因は、Windows8.1の高速起動を実現するために「UEFI」という次世代のBIOS(?)が搭載されていることでした。(PCがUEFI環境かどうかは、デスクトップ左下のWindowsマークを右クリック⇒「ディスクの管理」を起動し、ディスクのどこかに「EFI領域」があれば、UEFI環境ということがわかります。)

 そして、UEFI上にインストールされたWindows8.1とデュアルブートできるのは、UEFIモードのUbuntuだけです。(参考:Ubuntu日本語フォーラムまたはUbuntu kledgeb

 さらに、理由がよくわかっていないのですが、Ubuntu日本語Remixのインストールディスクだと、UbuntuUEFIモードで起動しないらしいのです。(参考:UEFI 環境での Ubuntu 12.04 のインストール ※私はこのページをみつけて、書いてある通りに実行して無事デュアルブート環境を構築できました。)

 

 ディスクからUbuntuをブートした際に、最初に次の画面が表示されなければ、UEFIモードで起動していないようです。(この画面は環境依存で変化するかも)

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 基本的には、デュアルブート用のUbuntuをインストールする場合にはこのサイト(デュアルブート(UEFI Win8.1 + Ubuntu14.04))に書いてあることを順に実行すればOKでした。

 ただし、ブートローダーのインストール場所指定時に、このページの指示とは異なる場所(EFI領域)にインストールをしました。

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 ちなみに、インストールボタンを押した直後に下記のエラーが表示された場合、UbuntuのディスクがUEFIで起動していないようです。

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2値出力距離センサ(2013/08/04)

(これは旧Blog 2013/08/04の記事を移したものです)

 

 Switch Scienceで売っているPololu製 2値出力距離センサを試してみました。

 検出距離が5cmのもの(GP2Y0D805Z0F搭載)10cmのもの(GP2Y0D810Z0F搭載)があり、両方買ってみました。

 センサと対象物の距離が5cm/10cm 以上ならHigh、以内ならLowを出力するモジュールです。(ただし近すぎてもHighになる。)

 

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センサ側面の数字(S805 or S810)でどちらかを見分けることができるようです。

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このセンサは基板の裏にLEDが実装されているので電源を供給するだけでテストできて便利です。ところが、試しに(5cmの方を)使ってみると、障害物が 5cm離れたあたりにあるときはLowが出力される(LEDが光る)のですが、それよりも遠くても近くてもHigh(LED消灯)になり、明らかに挙動が 違う。

 で、色々調べた結果Pololu製品ページのFAQsにこんな記述がありました:

This sensor isn’t behaving as I expect: I’m getting intermittent detection much farther than the maximum range of the sensor and it’s not detecting objects within the advertised detection range. What’s wrong?
Issues like this can be the result of power supply problems, especially since this sensor draws power in short, large bursts, so make sure your power supply is capable of delivering the necessary current. If you experience this problem, try adding a 10 μF or so capacitor across the sensor’s power and ground near the sensor; this compensates for an inadequate power supply and typically restores normal functionality.

 要するに、センサが期待したように動作しないという問いに対して電源供給の問題ではないかと答えています。ここではコンデンサ挟めと言っていますが、実は私のばあいセンサに供給する電源をUSBからとってきてたんですね。で、過去にUSBから電源をとるとマイク入力にノイズがのる問題に直面した事があったので、もしやと思い電源を電池(eneloop)に変更。するとデータシート通りにセンサが出力を返すようになりました。

 と、言うわけでUSBからの供給電源はノイジーなのでセンサに供給するのはよくないよ。という話でした。

Raspberry Piを無線LANにつなぐ(2013/09/01)

(これは旧Blog 2013/09/01の記事を移したものです)


 私が買ったRaspberry Pi (Type A) には有線LANのコネクタが無いんですよね。と、言うわけで無線WiFiアダプタ(WiFiドングル)を付けて無線LANに接続できるようにします。

 

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Type Bだと左上に有線LANの口があります。

 

 買ってきたアダプタがこちら。

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 USBハブにマウス・キーボードと共につないだ状態がこちら(すでにグチャグチャ)

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で、無線LANへの接続はこちらのサイトを参考にさせていだたきました。はっきり言って簡単です。

(1) まず、電源を入れる前にアダプタを刺しておきます。電源投入後に刺すと再起動してしまうことがあるそうです。

(2) 電源投入。ログインからstartxまで行います。

(3) Raspbian(デフォルトのLinuxディストリビューション)には最初からWiFi Configというアイコンがデスクトップに置かれているので、そのソフトを起動する。

(4) Scanボタンをクリックする。

(5) 使用するアクセスポイントを選択(ダブルクリック)する。

(6) パスワードを入力してAddボタンをクリック。

(7) 設定関連のウィンドウを閉じて、Connectボタンをクリック。

 こんだけ。試しにブラウザを開いてTwitterとかをみることもできました。最初から設定ソフト入ってるので記事にするほどでもなかったですね。できたという報告ということで。

 

Nintendo2DSと技適(2013/11/13)

(これは旧Blog 2013/11/13の記事を移したものです)

 

 2年前に買ったNintendo3DS(欧州版)のボタンがおかしくなった(雨の日に鞄に入れてたらマイクの穴から水が入ったらしく、スタートボタンが 効かない。あと、Rボタンも深く押さないと反応しない)ので、買い替えてみました。ホントは3DS XL(日本で言うLL)にしようかと思ったんですけどね。少し安かったのとネタになるということで2DS(欧州版です。ドイツ版とも言います)を買いまし たのです。日本では今のところ発売予定が無いハードらしいですね。

 

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 ところで、週アスさんの記事、「ニンテンドー2DSは日本で遊べる?」を見ていると、一番下に気になる記述がありました。

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

 あれっ、技適受けてない?

・・・気になったらとりあえず裏側開けてみましょう。ぱかっとな。

 

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  バッテリーに日本語書いてますね。で、重要な情報もその右の白い所に日本語で書いてました。

 

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青い四角の中です。溝がほってあるだけなのでわかりにくいですね。拡大&コントラストいじってみやすくします。

 

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 「技適マークの付いたワイヤレスモジュールが入ってます。」だそうです。堂々とネットワークつなぎましょう。欧州版がOKということは、北米版も豪州版もOKでしょう。たぶん。

 

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 ドイツ語版のPokemon XYも開始時に日本語選べるようですよ。もはやドイツ語版の枠におさまってないですね。ちなみに私はドイツ語で開始したので四苦八苦してますよ...

eVY1モジュールを試す(2014/01/25)

(これは旧Blog 2014/01/25の記事を移したものです)

 

 昨年末、ヤマハの「歌うLSI」を用いたeVY1モジュールがSwitch Scienceから発売されました。少し話題に乗り遅れましたが、購入したのでこれをH8マイコン(3694F)で歌わせてみました。

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 回路はほぼこれだけ。実際には秋月のアンプキットにつながっていたりしますが、テストするだけならイヤフォンでも十分です。

HatenaBlogはじめました

 前から書いているBlogは、完成した作品の紹介ようにしか使ってないので、それとは別に作業内容をOutputできるBlogとして開設してみました。

 

 昔別のところで書いていた製作途中のあれこれとか雑記もここに移そうとしていますが、HatenaBlogは投稿日の日付を設定できないみたいですね...