XYZmaker Suite、それはXYZPrinting社製の3Dプリンタを制御するために必要なソフトウェアである。ある日、いつものように3Dプリンタで印刷すべくXYZmaker Suiteを起動しようとしたところ、下記のようなウィンドウが開いてXYZmaker Suiteが起動しなかった。

3Dプリンタ使うのにインターネットアクセス要らんやろ!と思いつつ調べると、ソフトウェアのアップデートや広告の表示のためにインターネットアクセスを必要としているらしい。広告の表示とか要らんやろ!と思いつつもっと調べると、XYZPrinting社の3Dプリンタ事業撤退とかサポート終了とか言うニュースが出てきました。全然知らんかった...
完全に向こう側(サーバ側)の問題じゃないんですか?知らんけど。とは言え印刷したいので、何とか起動できないかと考えます。
実はXYZmaker Suiteって言うのはただのポータルというか、XYZPrintingの関連ソフトウェアを起動するためのホーム画面的なやつで、実際の印刷を行うユーティリティソフトは別にあるんですよね。私が使っている機種(da Vinci mini Maker)の場合は「XYZPrint R2」というソフトを用いて印刷を行うので、Program Filesから直接起動してみます。

☝これを起動したらいつものソフトが起動して印刷を開始することができました。よかったよかった。
・・・となるはずが、3Dプリンタが、印刷を開始したオブジェクトとは異なる物体を印刷しやがります。どうやら先週末に使用していたときに印刷した物を印刷している様です。

☝「思ってたんと違うのができてきた・・・!」となって途中で停止した結果生まれたゴミ。やり直したり、別のSTLファイルにしてみたりしてみたけどダメでゴミが3つ生まれた。ゴミ三兄弟。
ついに3Dプリンタ壊れたのかなー。次はどのメーカーのにしようかな、困るなあと思いつつ色々調べたところ、どうやら「XYZPrint R2」を直接起動するとなぜかこの症状が発症するらしく、「XYZmaker Suite」から「XYZPrint R2」を起動する必要があるそうです。どうしてそんな仕組みに・・・?振り出しに戻る。
で、ふとした思い付きでPCからLANケーブルをぶち抜き、「XYZmaker Suite」を起動してみたところ、無事に起動しました。

んん~。なんやねん。と思いつつ、ここからXYZPrint R2を起動して印刷したら正しい印刷物が出来上がりましたとさ。
以上、トラブルシューティングの備忘録でした。つかれぽよ(。-_-。)