しぐれめも

何か作る過程をメモとして残したり、あと雑記

MF台北2023出展旅行記(出展編)

2023年11月18日(土)-19日(日)に台北市 瓶蓋工廠 台北製造所 で開催されたMaker Faire Taipei 2023に出展しました。

☝会場入り口付近。この看板の右下に全出展者名が記載されていることを考えると、以前よりもかなり小規模になりました。

☝私達「ニコニコ技術部」のブースがあるB棟に入ったところ。

ニコニコ技術部の展示

ニコニコ技術部のブースです。この写真には入ってないけど長机3台分。「Nico-Tech Taipei」っていう団体名だと台北で活動している支部みたいですが、海を越えて来ています。

☝私の展示です。NT金沢2023でも展示していたBLEペンライト(eneloop1本版)と、新作のRFIDカードリーダー付の電光掲示板です。新作は11月に入ってから作り始めたくらい新作なので、まだどこにも情報を整理していないどころか、最終的にどうなるのか作っている本人もわかりません(迷走中)。改良したい。

NFCカード(ICカード)を読み取り部にかざすと電光掲示板部分の表示が変化する。結構ウケていた気がします。

☝こちらは台湾人ニコニコ技術部員、Wu Saiさんの展示。写真では伝わりにくいですが、立体映像です。

☝この角度の方が仕組みがわかりやすいですね。斜めに立てかけた透明な板に映像を投影しています。

☝この台(デュエルディスク)の一番右のスロットの下にRFIDリーダーが有り、載せたカードに対応したキャラクターが出現します。ICカードを読み取っている点は私の展示物と共通するところですね。

☝長船さんの展示。すごく小さいマイコンボードを用いた電飾デモを行っていました。このボードはSWITCH SCIENCEで販売中ですが、SWITCH SCIENCEでは台湾への発送は行っていないそうです。

osafune.github.io

☝うこさんのUSB木魚です。木魚がUSBキーボードになっていて、ポクポクと叩くと般若心経が入力されます。この発想、天才ですね。とても面白い上に、加速度センサーとコンデンサマイクを組み合わせた入力の仕組みがとても良くできています。

xor.hateblo.jp

☝中村さんの土壌水分測定用pF計です。私にはうまく説明できないので下記を参照下さい☟

qiita.com

他の出展者さんの展示紹介

気になった展示などをいくつか紹介します。

☝こちらの展示でもRFIDリーダーが使われています。私が使用しているのと同じものですね。私はAmazonで買いましたが、台北市内では光華商場に売っているのを発見しました。

☝こちらの展示でもRFIDリーダーが使われています。丸い台の上にICタグ付きのアクリル製の駒(?)を載せると反応します。

☝ESP32を用いて、FRIDリーダーをネットワークにつなげられるとのことです。

☝こちらは私と同じ関西勢のikkeiさんの展示です。

☝新作だそうです。すごく小さいのにUSBケーブルを刺して充電できます。

blog.goo.ne.jp☝ikkeiさんもBlogで出展レポートを書かれています。

☝ロボット

☝大きな3Dプリンタ

☝デモでキーホルダー的な物を印刷しています。もっと大きいものを印刷したら良いのに

☝3Dプリント超時空要塞女武神Valkyrie。力作です。

☝鍵盤で演奏できるオルゴールです。音が小さめで会場の雑踏では聞こえにくかったのですが、良い音で鳴っていました。

☝自作ゲームの展示もありました。こちらのゲームは何かの賞を受賞したそうです。

ペーパークラフト

ロボット相撲

☝こちらは船を作ってタイムを競う競技を行っていました。

☝どうすれば速く真っ直ぐ進むのか、工夫のし甲斐があって楽しそうです。

まとめ

今回は学生による展示が多く、小学校から大学まで出展者に名を連ねていて、教育色がやや強い印象でした。めっちゃ英語しゃべれる中学生達が居て末恐ろしいなと思ったら、香港から出展しに来ている学校の方達だそうで、中学から海超えて展示したりとかすごいなと思ったり。

以前のMaker Faire Taipeiと比べると、企業展示等がほぼ消滅したりでこじんまりとした印象でした。この記事では紹介できていないのですが、屋外部分ではアクセサリーなどのクラフト系の販売をしている人たちが居たりして、私がいつも参加している様な技術色の強いイベントとはちょっと毛色が違う感じもしました。とは言え感染症で色々制限されていた直後ですし、今後はまた拡大していくのでしょうか。

☝瓶蓋工廠 台北製造所の建物。去年もここで開催したらしいです(私達Nico-Techは参加していませんが)。来年はどこかな?