しぐれめも

何か作る過程をメモとして残したり、あと雑記

MakerFaire台北2017出展レポート(出発編)

準備編からの続きです。

気がつけば11月2日(木)、旅立ちの日。最初は関西国際空港まで高速バスで行くつもりだったのですが、直前になって少し不安になったのでJRで行くことに。乗車券と、関空特急はるかに乗るための特急券を事前に購入しておきました。バスよりも少し高いけど、バスは道路が渋滞すると遅れることがあるので、安心を買いました。

 

10:15頃 関西国際空港に到着

かなり余裕を持って行きましたが、着いた直後の10:20には搭乗手続きが開始されたので、さっさとチェックインして荷物を預け、手荷物検査や出国審査などを済ませます。


10:55頃 出発ゲート前に到着

出発の2時間前に、すでに搭乗を待つだけの状態に。時間を持て余しました。


12:55 搭乗・着席

使用機材の到着遅れとやらで搭乗開始が定刻より遅れたものの、出発予定時刻の12:55にはとりあえず着席し、離陸の時を待つ。行ってきます。


(日本時間)14時頃 機内食

EVAは台湾の航空会社で、料金はやや安いもののLCCではない。ということで、機内食が提供されました。2年前に利用したピーチアビエーションでは機内食が無かったので、てっきり無いものだと思い込んでいて、関空に着いたときに昼食用のパンをかじっていました。正直失敗したなぁと・・・。

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おいしかったけど、個人的にパンと米はどっちかだけで良い。


機内にて

LCCでは無いおかげか、座席の前に取り付けられた端末でエンターテイメントプログラムが楽しめたので、映画を観ていました。観ていたのはThe Martianという火星に取り残された宇宙飛行士が地球に生還するまでのストーリー。ただ、見始めたのが離陸してしばらくしてからだったこともあり、台湾到着までにスタッフロールまで観れなかった。辛うじて地球には生還したらしいところまで観たものの、映画を1本観るには関空から台湾は近すぎた。


(台湾時間)15時過ぎ 桃園国際空港に着陸

焦ってもどうせ荷物を受け取るところで長々と待つだけ、という過去のとある経験から、飛行機を降りてからトイレに立ち寄るなど余裕をかましていたら、目の前に現れたのは入国審査を待つ長蛇の列。思い出した、2年前もここは長蛇の列があった・・・。しかも、機内で入国カードをもらい損ねたので、入国審査の直前に書く。痛恨のタイムロス。入国審査を終えて荷物を受け取る場所に行ったら、すでに自分の荷物がベルトコンベアの上でまわってた。


16:15頃 SIM開通

到着口を出て、まずは中華電信の窓口へ。プリペイドSIMカードの発行を予約済みだったので、受け取りに行きました。順調に行くかと思いきや、窓口のおねーさんに電源が入ったスリープ状態のスマートフォンを渡してしまい、電源が入った状態でSIMカードスロットをオープンされてしまう。これが悪かったらしくSIMを挿入した直後にフリーズからの再起動を始めるスマホさん。痛恨のタイムロス。飛行機に乗ったときにちゃんと電源を切らずに飛行機モードにしただけで済ませた罰でしょうか・・・。設定自体は窓口のおねーさんがしてくれて、中国語のSMSが2通ほど届いてSIMの開通を確認。スマホの時計も自動的に現地時間になりました。

ちなみにSIMカードは(海外でよくある)サイズに合わせて切り取るタイプで、端末がmicro SIM用でもnano SIM用でもOK。ただ、SIMカードを切り取った残りのカード部分はもらえなかった。あと、一部の端末でSIMカードスロットを開くために必要なSIMピンも貰えたりはしない。私のスマホはDSDS対応(SIMが2枚刺さる)ので問題なかったけど、某氏が関空に帰国したときに元のSIMに差し直せなくて家に帰るまで通信できなかったらしい。


16:30頃 MRTで台北を目指す

空港の地下階にあるMRT機場線の駅へ。ここで、台北版のICOCAこと「悠遊卡」を購入しました。買い方がわからなかったので、券売機の近くにいたスタッフさんに「I want to buy a ヨウヨウカー.」とか何とか言ってみたら、スタッフさんが券売機を操作してくれました。で、言語選択の画面で「English?」と聞かれたので「Japanese Please!」したら、券売機だけじゃなくてスタッフさんも日本語になって、「ゴヒャク円デス」と言われる。突然日本語が通じるの、ああ台湾やなぁって感じです。ちなみに500円って言われたけど500ニュー台湾ドルなので、カード1枚発行するのに2000円弱と言ったところ。その内NT$400が最初からチャージされていて利用可能な金額でした。

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このカード、電車もバスも料金を気にせずに乗れるのでとっても便利でした。滞在中バスに一回乗りましたが、周りの人の真似をして乗り降りできました。現金払いだったら結構面倒くさいことになっていたかも。また、共同出展したニコニコ技術部の面々は当たり前の様に1人1枚持ってるので、もし買ってなかったら移動する時に置いていかれたことでしょう・・・。

MRTは地下鉄のイメージでしたが、各駅停車の普通電車と急行電車が存在します。最初に来た電車が各駅停車だったのに乗った直後に気づいて、即降りました。車両は空港路線だけあって荷物置場もあり、便利。MRTは地下鉄のイメージでしたが、高架を走っている時間が長く、景色も楽しめました。


17:10頃 台北駅に到着

MRT機場線の台北駅は、他の路線の台北駅からはやや西に離れた場所にあるのですが、改札を出て少し歩けば2年前に見たことがある景色にたどり着きました。


17:40頃 ホテルにチェックイン

何事もなく宿に到着して荷物を下ろす。そして一息ついてから、観光へ・・・。夕食がてら夜市を訪れるなどしました。

当日編につづく。

 

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妖しく光る夜の台北駅。この駅、すべての路線が地下を走っているので線路が見当たらず、知らなければ謎のでかい建物である。